2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧
近くの蕎麦屋が店をたたんだ。 81年間続けていたらしい。81年がどれほどの長さかはわからない。何度か行ったが店は綺麗だった。 儲からないからやめたというわけではないだろう。このとおり僕も通うこともあったし、人がそこにはいた。 一宮線の下道沿いには…
it's me
高校生ってこんな若かったか?なあ?
息がつまる通勤電車から見える駐車場があった。車が停まっているところを一度も見ることはなかった。街の中心から北へ向かう大通りに面した駐車場だ。大通りに面してるものの、街の中心から近すぎて、誰もそこには車を停めない。 駐車場はやけに日当たりがよ…
おつかれ
目覚まし時計が時間を作るまでの間、僕は世界を一つ作り上げる
明日からの仕事、行きたくない
let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sl…
ねむれ
陽の中に溶けていきたい 深海の泡沫へ 地中深くの物静かな岩へ 重荷を背負って黙々と砂漠を進む駱駝はまだ獅子にはなれない
どこから、どうして、どうやって、どのように、いつ、どこへ、誰から、誰に 一つもわからないけど救われたいとかいう気持ちは日に日に大きくなる。 いつか自身が食い尽くされそうだ
欲望は天を目指した 構えたその身に悪意を抱きまた天を目指しつづけている
この世界で大人が言う「社会」とは「ビジネス」「仕事」であること殆どだ。 気を付けろ。だまされるな。
もういやだ
一人の世界 詩集と音楽が鳴り響く世界 そんな世界をなにより愛している
いつ起きてもいつ寝ても誰も困らない土曜日。 そんな夜が一番好きだ。 お湯を沸かす。鍋を青い炎にかけるその瞬間から僕の心を息を吹き返す。 ぐらぐらと煮えた湯をコップに注ぐ。 コップが温まるとその湯は湯としての生を終える。紅茶のティーパックをコッ…
労働。労働とは自己欺瞞の繰り返しである。
夜闇を舞う蝙蝠は光を捉える方法を忘れた。 Fmaj7が響くと感情は言葉という籠に閉じ込められた。 そんな人生の一環を、惨めな一環を 籠の中の鳥は何処にも行けない。 さあ帰ろう。
すべてが白い部屋ではあなたの絵は白い壁を演じるしかなかった。 あなたがこの部屋を去る前に。 あなたの笑顔が灰になる前に。 絵は絵にもなれなかった。 無にもなれなかった。 その部屋から逃げ出すことさえ。 嘘を隠していた。 カップの中はからっぽになっ…
緩やかな死