2016-01-01から1年間の記事一覧

師走

年末の空気、好き

問う

酒や煙草などは心の慰み。 慰まるる心はただ刻まれるのみ。 慰みが心を心として捕らえて離さない。 流した涙はただ、心を捕らえる檻にしかならぬ。 慰みが慰みを呼び、呼んでは呼んで、鎖できつく締め上げる。

252号

縦に横に前に後ろに体を持っていかれる。 宇宙船の中は誰も一言も発することはなく、眠りについたり音楽を聴いたりスマホを弄って地面に足をつける時間まで、やり過ごす。 船の中は暖かい光と空気。 70センチ四方の窓の外は真っ暗で窓を通してその寒さが伝わ…

くろとしろ

白い毛玉は黒い川を横切っていった。 そこそこの交通量がある道路だったが、その時に車は走っていなかった。 猫は前だけを見て急いで走っていた。僕に目をくれずまっすぐと。とにかく対岸へ早く渡ろうと必死だった。 渡りきると一息ついていた。僕はそれに近…

何処へ行くのか

近くの蕎麦屋が店をたたんだ。 81年間続けていたらしい。81年がどれほどの長さかはわからない。何度か行ったが店は綺麗だった。 儲からないからやめたというわけではないだろう。このとおり僕も通うこともあったし、人がそこにはいた。 一宮線の下道沿いには…

freak

it's me

なあ

高校生ってこんな若かったか?なあ?

猫の居場所

息がつまる通勤電車から見える駐車場があった。車が停まっているところを一度も見ることはなかった。街の中心から北へ向かう大通りに面した駐車場だ。大通りに面してるものの、街の中心から近すぎて、誰もそこには車を停めない。 駐車場はやけに日当たりがよ…

日記11/15

おつかれ

逃避

目覚まし時計が時間を作るまでの間、僕は世界を一つ作り上げる

日記11/13

明日からの仕事、行きたくない

逃げきれない

let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sleep some more let me sl…

眠れ

ねむれ

日記11/10

陽の中に溶けていきたい 深海の泡沫へ 地中深くの物静かな岩へ 重荷を背負って黙々と砂漠を進む駱駝はまだ獅子にはなれない

日記11/9

どこから、どうして、どうやって、どのように、いつ、どこへ、誰から、誰に 一つもわからないけど救われたいとかいう気持ちは日に日に大きくなる。 いつか自身が食い尽くされそうだ

にっき11/8

欲望は天を目指した 構えたその身に悪意を抱きまた天を目指しつづけている

気を付けろ

この世界で大人が言う「社会」とは「ビジネス」「仕事」であること殆どだ。 気を付けろ。だまされるな。

日記11/6

もういやだ

日記11/5

一人の世界 詩集と音楽が鳴り響く世界 そんな世界をなにより愛している

人間活動

いつ起きてもいつ寝ても誰も困らない土曜日。 そんな夜が一番好きだ。 お湯を沸かす。鍋を青い炎にかけるその瞬間から僕の心を息を吹き返す。 ぐらぐらと煮えた湯をコップに注ぐ。 コップが温まるとその湯は湯としての生を終える。紅茶のティーパックをコッ…

労働

労働。労働とは自己欺瞞の繰り返しである。

北風

夜闇を舞う蝙蝠は光を捉える方法を忘れた。 Fmaj7が響くと感情は言葉という籠に閉じ込められた。 そんな人生の一環を、惨めな一環を 籠の中の鳥は何処にも行けない。 さあ帰ろう。

FADE

すべてが白い部屋ではあなたの絵は白い壁を演じるしかなかった。 あなたがこの部屋を去る前に。 あなたの笑顔が灰になる前に。 絵は絵にもなれなかった。 無にもなれなかった。 その部屋から逃げ出すことさえ。 嘘を隠していた。 カップの中はからっぽになっ…

日記11/1

緩やかな死

14

今日は14時間働いていたみたいだ。 これで健康で文化的な最低限度の生活ができるのかわからない。 それとも履き違えたのかな。

日記10/30

今日は新しいスーツを引き取りに行った。 開けっ放しのドアと秋風のせいで店の白い床には落ち葉が紛れ込んでいた。 展示されていたマネキンのマフラーにも落ち葉がしがみついていた。その落ち葉で印象ががらっと変わる。飛び込んで潜った後に水面に顔を出し…

this world

is unko or chinko

Am7

ライオンは草に 富士山は湖に 雲は海に 炎は埃に 涙は無意味に 1音ずつ落ちていけ 命は土に 蛾は炎に飛び込んで知った 無 無に昇華した

気持ち

最近あまり寝れない。 夕方に吐き気を催す眠気が襲ってきた。 フリスクを体に捩じ込んでなんとかした。 また一日が終わる。

フラッシュバック

空気が季節の温度に温められ(冷される、とも言うかもしれない。空気を相対的な言葉で表現できる能力を僕は持っていない)、加湿され(あるいは、除湿、か)体に入り、脳まで達するといろんなことが脳裏に浮かぶ。だれでもそうだろう。 住まいを変えて、初め…